理想のボディメソッド②

『理想のカラダをデザインする革新的な次世代型ワークアウトメソッド』

フィットネストレーナー、

さとう式リンパケアインストラクターのTAKAです。



前回に続いて短時間のワークアウトについてですが



日本人は、長時間の苦痛に耐えれば筋肉が

より発達すると思い、とにかく長時間のトレーニングを

します。



本来であれば、筋肉を太くしたかったら、瞬間で強い

刺激を与える必要があり、長時間運動をしてはいけま

せん。



がまん強く長時間運動をしてしまうと筋肉は太くなら

ないのです



例えば

100mスプリントの選手は10秒やそこら全力で筋肉を使い

ます。

その結果とても筋肉が太く発達していますね。



それに対して

2時間も筋肉を酷使しているマラソン選手は筋肉

が細いと言う事実があります。



つまり



たったの10秒程度全力で筋肉を使えば、筋肉は太く発達し、
2時間にもわたり筋肉を酷使すると筋肉は細くなる。



長時間の運動が可能な筋トレでは無酸素運動ではなく、

有酸素運動となってしまいます。



これでは、エネルギーの生産からカタボリックが起きて

しまうのです。(筋肉を分解してエネルギーを生産

するようになってしまう。)



10秒なんかの刺激で筋肉が太くならないと思っている

方も多いでしょうが、実際には10秒どころか、

理論上6~9秒程度しか人間は本当の最大筋力は出せ

ないので、7秒程度本気が出し切れれば最速で発達す

るのです。



その仕組みからしても



2時間もトレーニングしたら細くなるのは当たり前と

言えます。



強い刺激を入れてないから、いくら長時間やっても筋

肉は発達しない.そう言う面でも長時間筋トレしたら

筋肉は発達しないわけなのです。




では、具体的にどのようにトレーニングをしたら

良いのかをここからは解説しますね。


人間は7秒しか本当の最大筋力は出せないので、じゃ

あ7秒だけジムでワークアウトすれば筋肉が最速で発

達してするのか?


そういうわけでもありません。


何故なら7秒の最大筋力はイキナリ出せないからです

7秒の最大筋力を引き出そうとする為には、最低でも

3セットは必要になります。



一回のセットを10回前後のリフティングで

3セットをやり最大筋力を出せる方法を具体的に解説

します。



10回3セットの内容とは


1セット目

使う筋肉をハッキリと意識させる

意識をさせる為に軽い重さを使い初めはゆっくりと筋

肉を固めて、筋肉の動きが意識できて来たら、より速

く筋肉を縮めて使っていく



2セット目

最初よりも少し扱う重さを重くして、筋肉はしっかり

と意識しながら素早く筋肉を縮め、少しスピード(瞬発力)

を入れて行う



3セット目 

更に重量を増やし、目の前に集中し、気合いの

入る好きな音楽を聴いたりして、最高に興奮しながら

ターゲットになる筋肉を10回で完全に出し切る



この時に重力に逆らいスピーディーに筋肉を縮めて硬

くする事で最大筋力を出す。



つまり3セット目の中で7秒の全力を出し切れるよう

にするのです。



この時になぜ興奮する必要があるかと言うと、興奮

してアドレナリンやドーパミンと言った興奮物質を脳

内に出す事で麻薬作用が起きて限界以上の力が発揮出

来ます。


もちろん麻薬作用と言っても自分の脳内から分泌する

自然のものですから身体には全く悪くありません。


逆に定期的に分泌させる事で健康促進作用も期待でき

るほどです。


かと言ってドーパミン優位になりすぎるのはデメリット

が多いため、3.ワークアウト後のコンディショニング

必要になります。


この3セットを他のスポーツで例えると


1セット目は基礎練習
2セット目は試合を想定した試合直前の練習
3セット目は本番である試合そのもの



このような感覚と心構えを持ってトレーニングに挑む

と良いでしょう。



次回は2.栄養の摂取についてお話しします!

カラダNEXT【アウェアネス・フロー】

アウェアネス(気づき)フロー(流れ) 動きやカタチに気づきを与え カラダ本来の身体能力を導き出す ためのメソッド